カワイ表参道でのショパン・フェスティバル第11回の今年のテーマは〜マズルカ〜です。
2日目のランチタイムコンサートは、安並貴史さん。東京音楽大学大学院を首席で修了、野島稔よこすかピアノコンクール第1位、浜松国際ピアノコンクール第6位になった実力の持ち主です。
「ショパンの舞曲」と題した安並さんは、「3拍子の曲を中心に、ショパンのピアノ技巧をお楽しみいただければと思います」とプログラムに書いているように、ショパンのマズルカをメインに、研究をなさっているドホナーニの編曲作品を含む舞曲の数々をたっぷりと味わえた短いながらも充実したコンサートでした。
アンコールに、スカルラッティの3拍子のピアノ・ソナタ
ロ短調
K.27を美しく豊かな音色で奏でられ、和やかな雰囲気のなか演奏会は閉じられました。