5日目となるこの日のランチタイムコンサートは、国立音楽大学大学院博士課程に籍を置く飯島聡史さんの出演でした。
ショパン 受容と伝播
〜マズルカを中心に〜をテーマに、ショパンとその前後の作曲家達に焦点を当て、あまり取り上げられることのないその変遷を辿るプログラムが組まれました。
聴かれる機会の少ない作品では演奏だけでなく曲目解説や作曲家についてなどお話され、新たなショパンの一面を発見して頂けたらという、飯島さんの思いが伝わる演奏会となりました。
アンコールには、飯島さんへ献呈されたという、松尾賢志郎の「マズルカ」が披露され、和やかに幕を閉じました。更なるご活躍を期待しております。
左から、海老彰子会長、飯島聡史さん、加藤一郎理事