山本 貴志 (ピアノ)

Takashi YAMAMOTO

1983年長野県生まれ。5歳でピアノを始める。中学校在学中に、第12回長野県ピアノコンクールでグランプリ受賞(1997年)、第52回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部で第3位入賞(1998年)。2001年、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)在学中(玉置善己教授に師事)に第70回日本音楽コンクールで第3位入賞。2002年、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業。引き続きソリストディプロマコースに在籍して研鑽を積む。

2003年より、ワルシャワ・ショパン音楽アカデミーに在学中。ピオトル・パレチニ教授に師事。

2004年5月、第56回プラハの春国際音楽コンクール第3位入賞及び最年少ファイナリストに贈られる“ヴァレンティーナ・カメニコヴァー特別賞”を受賞。同コンクールは非常に名高いピアノコンクールであり、ジュネーブ世界国際音楽コンクール連盟に登録されている。

2004年11月、ポーランド・ビドゴシチでの第6回パデレフスキ国際ピアノコンクール5位入賞で芸術家としての更なる成功をおさめた。

2005年5月、ドイツ・キッチンゲンでの第4回ザイラー国際ピアノコンクールにおいて満場一致で優勝。ショパン作品最優秀演奏賞受賞。

2005年10月、ワルシャワで行われた第15回ショパン国際ピアノコンクールでの第4位入賞は、彼の最も重要な功績である。世界的に有名なショパンコンクールでの入賞は、彼を国際的日本人ピアニストの1人であることを証明した。

2005年はワルシャワを始めポーランド国内でリサイタルを開催。大成功を収めた。

2006年1月に、ショパン・コンクールの受賞コンサートでワルシャワ・フィルと共に全国で演奏。10月に東京・大阪でのデビュー・リサイタル、11月にはブダペスト・フィルと共演し大成功を収めた。

2006年ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで第2位を受賞。これを機にアメリカでの活動をスタートさせる。

2004年度文化庁新進芸術家海外留学研修員。現在、ワルシャワ在住。